ご相談内容
■ご相談者様とお相手のプロフィール
私:20代♀
彼:30代♂
■ご相談者様とお相手の性格や恋愛傾向
私:感情が分かりやすい。喜怒哀楽が激しいが、愛情表現が苦手。
彼:あまり感情が豊かでない。あっさりとしている。
喧嘩は少なかった。喧嘩(というほどでもないですが)の内容で一番多かったのが、彼から愛されているのか不安で確認をしてしまい、その度に”そんなことないよ、好きなのに伝わらないのが辛い”と気まずい空気になることが多かった。
考えすぎかと思うのと、そのあとの気まずい空気が辛いので、思ってもあまり言わないようにはしてました。
最後に伝えたのが7ヶ月くらい前です。
■出会い~交際までの経緯
〇〇で出会いました。(♂3人:♀3人)
お互いガツガツいけないタイプだったのでみんなが盛り上がる中、静かに二人で話をしていて、こちらからお礼のLINEを送ったところ、連絡が続くように。
出会い~交際までは2か月ほど。
交際に発展するまでにデートを4.5回、LINEは毎日、電話は数回していました。
2か月ほど経った頃、彼からの告白で付き合うことになりました。1回目のデート以降、向こうから結構グイグイ来てくれていました。
■交際期間・交際中の関わり方
交際期間は約2年半です。
交際中は連絡は毎日取っていて、週末に彼の家に泊まる、という半同棲に近い状態でした。
喧嘩もあまりする方ではなく、かといってベタベタする様な感じでもなく、仲の良いカップルだったと思います。
お互い携帯チェックをするなどといった束縛も一切なかったです。
コロナが流行する前までは二人でお出かけしたり、一緒にご飯を作ったりしていました。
付き合っている間の2年半は休みのほぼ全てを一緒に過ごしていたので、お互いの優先したい予定がある時はそちらを優先しようね!ということにしていました。
コロナが流行してからは、一緒にいるときはお家でゴロゴロもしくは、運動不足解消のためにひたすらお散歩という感じの日々でした。
■別れに至るまでの経緯
2年半付き合っていたこともあり、昔のようなドキドキ感もなく、ここ最近若干冷たい(昔と比べての話ですが)と感じることがあり、一緒にいる時に悲しくなってしまい私のテンションが下がってしまったり、冷たくしてしまうことが別れる1か月前くらいで多々ありました。
次の日会う予定があったので、LINEで待ち合わせ時間を決めていたところ、話していた時間(夕方から会う予定でした)よりも遅く、”遅くなるから次の日にしようか”という話の流れになり、そこで一人で悲しんでいる自分がバカバカしくなり、つい感情的になり電話をしてしまいました。
その電話で、
”最近ちょっと冷たいし、冷められちゃったかな~って思っちゃうな”
と切り出したところ、いつもは
”そんなことないよ”と言われるのですが、”
1ヶ月くらい前からそうなのかもしれない”と言われました。
”嫌いになったわけじゃないけど、冷めてきちゃったのかもしれない。”
と言われ、結局その日の電話で1時間半くらいは
”ごめんね、別れたくない!”
”せめて最後に会いたい!”
と泣いて縋りましたが、断られました。
彼の意思は固く揺るがなかったので受け入れることにしました。
直してほしいところも特にない、他に好きな人ができたわけでもないとのことです。
でも、
”今のままだと結婚が想像できない。”
”同棲始めると、嫌なところが見えたときに嫌な気持ちが加速してしまうタイプだから、同棲を持ちかけないようにしていた。”
と言われました。
別れる2か月くらい前には、
”職場から通いやすい駅とか路線とかピックアップしておいてね!”
と言われ、本格的に今後の同棲についても考えていた矢先の話だったので、とても急でした。
■別れてから現在までのお相手との状況・関係性
別れて3日後に自分なりに、ここが悪かったかな?と思ったところや、感情的になってしまったことを謝りたくて、”電話できますか?”とLINEしたところ、向こうから折り返しがあり、謝りました。(向こうはかなり落ち着いており、優しかったです。)
で、1週間くらいLINEが続いて、付き合っている頃とあまり変わらず”最近買い物してないな~”とか雑談のような内容だったので、勇気を振り絞って、”週末まだ空いてたら、買い物行きたい!”
と伝えたところ、彼も予定が空いておりOKしてくれました。
ですが、実際に待ち合わせると、第一声からとてもテンションが低くこれはやばい・・・と思い心は折れていましたが、誘ったのは私なので空元気な態度で1時間ほど買い物に付き合ってもらいました。
そのあとカフェに入ることになっても沈黙のまま。
すると彼から”話したいことがあったから呼んだんじゃないの?”と言われました。
私的には、別れ話した日は感情的になってたから数日会わなかったことで少しだけ気が変わったかな?なーんてバカなことを会うまでは考えてしまっていたので伝えたいことの2割も伝えられないくらいでその日はすぐにバイバイしました。
帰りの電車で、今日のお礼のLINEをしたところ「気まずかった」という旨の返信が来たので、「気にしないで!」と返信しました。
まだ彼の家に荷物などを置きっぱなしだったことを思い出したので、荷物で繋ぎ止めるのももうやめよう!と思い、翌日LINEをし、10日後くらいに荷物を取りに行くことになりました。
また言いたいことを伝えられずに暗い気持ちでサヨナラというのは嫌だったので、
・過去の楽しかったことや感謝の気持ち
・謝りたいこと
・もう前に進みます、ばいばい!
という内容の手紙を書いて持って行きました。
当日は荷物をまとめてくれていたのでそれを受け取り、付き合ってた期間はすごく楽しかった!ということ、途中から冷められてしまうような態度を取ってしまったことに対する謝罪、今までありがとうね!と気持ちを伝えました。
泣かない、縋らない!と決めていたのですが、やはり彼を目の前にすると涙が出てしまったので、最後に手紙を渡しました。
最後にハグをして、彼もぎゅっとしてくれたので色々なことを思い出しましたが涙を堪え帰ろうとしたところ、彼が泣いていました。
何で泣いてるの?と聞いても、”ううん”と言いながらただ泣いていました。
次の日、手紙を読んだ旨と感謝と謝罪のLINEが彼から来ました。
駆け引きとかでなく、単純に返す言葉が見つからず、3日ほど返信を出来ずにいましたが、読んでくれたことに対して御礼を伝えたかったので、感謝の言葉を返信をしました。
すると、そこから雑談に繋がり、付き合っている頃よりは頻度は減っていますが、1日2往復程度のLINEが3日ほどダラダラと続いています。
彼としては振った手前切ることができないのだとは思いますが、少し期待してしまっている自分もいて。
(今日中には、連絡を終わらせようかと思っています。)
■別れの原因についてご相談者様の考察
・私の気持ちが負担になっていた?
・せっかく一緒にいるのに嫌な態度を取られて当たり前に良い気分ではない。
・優しいが故に言えなかっただけで、本当はもう冷めきっていた?
■具体的なご相談内容
振った側なら冷たく突き放してほしいと思いますが、彼の性格上、とても優しい人だったのでいきなり冷たくできないのかなと思います。
(実際に買い物に行ったときに”LINEとか会ってくれたりとかしたら、期待しちゃうよ”と伝えたところ、”嫌いになったわけじゃないし無視も拒否もできないよ”と言われました。)
でもその優しさに期待してしまう自分が嫌です。
彼の言葉の通り、まだ気持ちが落ち着いてないのかなとも思うので距離を置いて考える時間を与えたいとは思っていますが、実はまだ大好きということを素直に伝えるべきなのかなど考えてしまいます。
(別れ話以降縋るようなことはしていません。)
また、どこが嫌だというのを言われていないので直したくても直せない、何をすれば良いのか・・・みたいな負の連鎖で結局別れた日から精神面が何も成長できてないなと思います。
連絡は取れる状況、でも相手からの言葉(これが嫌だった、など)がない為、吹っ切れるにも吹っ切れられずにどうしてもモヤモヤしてしまっている、復縁を望んでいる自分がいる。
今後どのように彼に接していくべきでしょうか。
長々と失礼致しました。
お時間のある時に読んで頂けたら嬉しいです(>‗<)!
るるの回答
良くも悪くも落ち着いたお相手で、感情が見えずわからないことも多かったですよね。
男性は"""信頼を寄せるお相手にほど、言葉を減らす傾向がある"""ということを、まずは知っててほしいなと思います。
お別れの原因自体を理解しきれていないようなので、交際の流れやお相手の言動から読み解いていきましょう。
お付き合いが長いこともありますが、お相手はもともと穏やかなお付き合いをされる方なのではないかと思います。
言葉や行動ではあまり示さず、基本的にはお互い物を言わなくても理解し合えると考えていそうな、「付き合っている事実が何よりもの愛」みたいな感じ、恋愛下手な印象も受けました。
恋愛が得意ではないゆえに、男性として自信がない部分もあったと思います。
出会いのとき、話を盛り上げられないありのままの自分でも受け入れてくれた、お相手はそんなぽむさんに惹かれ、信頼を寄せたのだろうなと。
一方のぽむさん。
昔のわたしを見ているようで、なんだか親近感が湧いてしまったのですが、お相手に対する期待値が高く、目に見える愛情表現がないと不安でしたよね。
自分に自信がないから、愛されていると信じられないから、お相手にそれを形で証明してほしくて、気持ちを試してしまうような行動をしてしまうんですよね。
とりわけ大きな喧嘩はなかったとのことですが、明らかにお相手を試すという形でなくても、つい思ってることと反対のことを言ってしまったりお相手の言動で拗ねてしまったり、そういうことが日常化していたとかはないでしょうか。
また、ぽむさんは喜怒哀楽がはっきりしてはいるものの、ご自身で愛情表現は苦手とおっしゃいました。
とすると、お相手からぽむさんは「自分(お相手)の愛情を疑ってくるわりに、肝心の本人(ぽむさん)は愛情を示してこない。」このように見えていたはずで、極端に言うとお相手の"""愛情を疑うだけ"""の形になってしまっていたのではないかと思います。
お相手は、自分もわかりやすい行動はしないけど、人にも行動を求めない方ですよね。
ロマンチックで刺激的な雰囲気よりも、言葉は少なくともありふれた幸せな日々を大事にしていたように思います。
が、半同棲のような形で常に一緒にいたから、ぽむさんにとってお相手の存在が当たり前になってしまって、日ごろの感謝や喜びを疎かにしてしまったり、むしろ不安からお相手に愛情を問いただしてしまう、そのような中でお相手は「自分って信用されてないんだな」と感じることがあったと思います。
お相手も男性ですから、それなりにぽむさんを喜ばせたいと考えてアクションしてくれてた部分があったはず。
ご相談の中だと、同棲を持ちかけないようにしていたと言っていたにもかかわらず同棲を考えてくれていて「職場から通いやすい駅とか路線とかピックアップしておいてね!」と言ってくれていたこととか、誕生日はとことんお祝いしてくれたとか、他にも何か思い当たることはありませんか。
このようなお相手の行動に、きちんと喜びや感謝を示せていましたか?
お別れの原因は、正直どちらが圧倒的に悪いって話ではないんですよね。
お相手も、きっとぽむさんも"""好きだから一緒にいる"""と考えていて、お互い肝心な部分を言葉にできなかった、愛情表現が不器用なふたりのすれ違い。
しいて言えば、基本的にぽむさんがお相手に期待しており、不安を訴え求めることが多かったから、そのたびにお相手は「何がいけないんだろう」と気を落とし、お付き合いに対して段々と自信を失っていったのでしょう。
お相手は、お別れのとき自分の愛情表現の疎さについて謝罪を述べていましたよね。
だから、これまでの関わりの中でも、お相手はそのことについて言及していたことがあるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
だとしたら、そのことを理解していながらも尚、お相手に愛情を確かめる言動を繰り返してしまったぽむさんに対して、お相手は「わかってくれているはずなのに」と思う気持ちもあったんじゃないかと思います。
ただ、お相手が冷めきっていたまま交際を続けていた、ということはないです。
お相手自身も自覚のないまま徐々に、徐々に、冷静になっていったのだと思います。
同棲の話も本格的にされていましたよね。
お相手はご年齢も上ですし、同棲するならその先のことまで考えていたと思うんです。
「ずっと一緒にいられるパートナーとして」、お相手のぽむさんに対する見方も冷静になっていたはず。
だから、お別れ1ヵ月前の、ぽむさんの度重なる八つ当たりがきっかけのひとつになったのは確かだと思います。
「これから一緒に住もうって話をしているのに」皮肉にも同棲の話が、お相手が別れを決める要素になってしまったのでしょう。
ぽむさんは別れても尚、お相手に期待されていること、求めていることに自覚はあるでしょうか?
今からでも気持ちを伝えたら気が変わるのではないか、振った側なら冷たく突き放してほしいと、この期に及んでお相手に行動を求めています。
お別れの原因につながってしまったことを、まさに繰り返そうとしているんです。
期待すると、物事に対する見方が厳しくなります。
そうすると、満足するまでのハードルが高くなり、当たり前の幸せや些細な喜びに対しての感度が鈍くなるんです。
お相手との関わりを振り返ってみて、見逃していた些細な幸せがなかったか考えてみてください。
毎日LINEはしてくれていたとか、感謝はきちんと示してくれる人であったとか、今さらながらに気付けることがあるはず。
言葉は少なかったかもしれないけど、それが、お相手のぽむさんに対する愛情だったんです。
お相手は、優しくもあり優柔不断です。
ぽむさんのことが嫌いで別れたわけではない、むしろ未練がありますから、切れなくて当たり前なんです。ぽむさんが連絡をすれば返してくれます。
だから、どうかその優しさを無駄遣いするのはやめましょう。
ご相談の中では、その日中にLINEをやめるとおっしゃっていたので、ぜひそのようにされていることを願っています。
それが、お別れした原因を改善するための第一歩ですから。
さて、これからのことをお話しします。
「実はまだ大好きということ
この期に及んで伝えても意味がないですし、むしろ手紙の価値を軽くしてしまうようにも思うので、ぽむさんの成長のためにこのまま冷却期間に入ることをおすすめします。
復縁自体は、そんなに難しくないように思うのですが、この復縁は結婚につながらないなら目指す意味がないと感じます。
なので、お相手の優しさに頼って中途半端な姿勢でいるのではなく、きちんと時間をとって自らの意志でご自分を見つめ直し、改善してください。
お相手の愛情を信じられなかったのは、ぽむさんの自信のなさが原因でもあります。
お相手から受ける愛情で自信のなさをごまかしていたから、愛情が感じられないときは不安になってしまうんです。
もっと自分のことも理解して、悪いところを改善することはもちろん、良いところはより良くしていきましょう。
自分に自信が持てれば余裕ができて、言葉や行動のないお相手からの優しさや思いやり、愛情に気付けるようになります。
また「好きならこうしてくれるはず」と自分基準で期待するのではなく、改めてお相手を理解し、お相手の立場になって物事を考えられるような視点も必要です。
できれば最低3ヵ月。ぽむさん自身が成長できたと思ったら、お相手に連絡を入れてみてください。
きっと返ってきますので。その前に、お相手のほうから連絡が来そうだな、とも思ったりもしています。
ぜひ、ご参考にしていただけますと幸いです。
心より応援しています。